籠の中の金糸雀


■エンディング■

ゲーム1が終了したタイミングで、PCたちの元へ1通の招待状が届く。

差出人不明、日時はその日の夜、場所は街の外れの小劇場だ。

PCが小劇場を訪れると、観客席は無人。

舞台上には眩いスポットライトに包まれた一人の女がいた。

 

・セリフ例

「初めましての方も、そうではない方も、ご機嫌麗しゅう。『セイラ』です」

「ちゃんと来てくれて安心したわ。貴方方に是非、見ていただきたいショーがあって」

 

セイラはそれまで人前では一切の言葉を発さなかったというのが嘘のように饒舌だ。

セイラが目線を左に向けると、そこにスポットライトが当たり、縛られ、猿轡を嵌められた成家の姿がある。

 

・セリフ例

「成家金吾最期のショー、彼を追い詰めるのに一役買ってくださった皆様にも見ていただきたくて」

「『金の卵を産む鶏』でしたっけ?あんな醜く鳴く鳥とこの私を一緒にするような男に、私の歌を理解できるわけがないでしょう?」

 

足元に置かれていたリボルバーを拾い上げると、おもむろに狙いを合わせ、彼のこめかみを打ち抜く。

 

~裏切り者探し~

・セリフ例

「……あぁ、貴方には感謝してるわ。貴方がこの男の側のフリをしてくれたから、すっかり油断してくれたの」

 

そう言って彼女は貴方たちの中の一人、”裏切者”へと目を向けた。

 

~ジョーカー裏効果発動~

「そして……貴方(ジョーカー所持PC)、そのカードキーを拾ったのね」

「そのキーは、私の新しいパトロンが集うサロンのキーよ」

「私は私のために歌うだけ、そこに集まる人たちがどんな関係を築こうが関係ないわ。最低限の支援さえくれれば、ね」

 

「どうするかはお任せするわ。よく考えて」